むだばなし

シャガール 愛をめぐる追想

高島屋で「シャガール 愛をめぐる追想 日本未公開作品を中心に」を見にいく. シャガール 1885年生まれ, 1909年ベラと結婚, 1944年ベラ死亡, 1985年 97歳で死亡. ナマッドコレクションのシャガールの作品が 39 点, 半数以上が 1960年以降の作品, 10点以上 1970年以降, 1980年以降が 5点. その他に岐阜県美術館所蔵のリトグラフによる版画集「サーカス」(38枚) が展示されている.

ナマッドコレクションの作品は小品, 下絵, 習作, ドローイングが多かった. 晩年の作品が多いせいか, おだやかな表情があふれた作品が多く心がなごむ気がした.

2012-04-01 13:11 · hn

アンリ・ル・シダネル展

3月24日, 医者に行ったついでに京都駅まで足をのばして「えき」で「アンリ・ル・シダネル展」を見る.

印象派風の輪郭線を描かず, 点描で描かれた作品がほとんど. キュビズムなどの運動とはまるで無縁の, おだやかな風景画, 室内画がほとんど. 社会性は無いが, 人の心をほっとさせる絵ではある. 今回も期待せず見にきたのだけど, なかなか良かった. 絵葉書でも買って帰ろうと思ったが, 得に気にいった作品は一枚も絵葉書になっていなかったのが残念.

2012-03-25 15:15 · hn · 0 コメント

やまとの地宝

ラジオウォークの後, 急いで奈良県立美術館へ.「やまとの地宝」を見る. 主に古墳などから出土した遺品が展示されている. 期待していなかったのだが, とても興味深く見れて.

2012-03-25 15:09 · hn · 0 コメント

MBS ラジオウォーク

3 月 20 日, MBS ラジオウォーク 奈良公園・高畑の道.

例年 2 月 11 日に行なわれるラジオウォーク, 今年は 3 月 20 日. このところ二年, 悪天候で参加人数が減っていたので, 気候の良い日で挽回を狙ったようだ. 新しい人を引き入れるためか, 奈良公園の回りと, 参加しやすいコースとなっている. ちょっとものたりない.

今回は, スタート地点, 中間地点, ゴール地点, いずれも登大路得園地. 午前の部, 10:30 ごろ出発. 南大門, 大仏殿, 三月堂, 手向山八幡宮と廻って 11:45 ごろ中間地点へ戻る.

午後, 頭塔を見にホテルウエルネス飛鳥路へ寄り道. コース上の入江泰吉記念奈良市写真美術館で「没後 20 年 入江泰吉の東大寺展」を見る. 新薬師寺に着いて, こちらは見ず, 白毫寺へ行く. 15:30 ごろゴール.

2012-03-25 15:05 · hn

模様をめぐって

3 月 15 日, 確定申告を提出するため休暇を取る. 左京税務署に行ったあと, 京都市美術館へ寄る. 「模様をめぐって」という題のコレクション展を見る. 工芸作品が中心. 5 代・6 代清水六兵衛の作品などを多く見ることができた. なかなかよかった.

二階で開催されていた「第14回土と色 - ひびきあう世界 - 京都展」も見る. 障碍施設などを利用している人たちの作品展. アボリジニーの絵や, アールブリュット等に通じる, 自由で無垢な発想の作品が多い. 集中力の塊のような土の作品が数多くあり, 感銘した.

2012-03-25 13:44 · hn · 0 コメント

宮沢賢治・詩と絵の空間

3 月 10 日, 歯医者に行く前に大丸へ行って, 「宮沢賢治・詩と絵の空間 - 雨ニモマケズの心 -」を見に行く.

大丸京都店四条烏丸出展 100 周年記念なのだそうだ. 「雨ニモマケズ」手帳や, 賢治の自筆絵画, 複製原稿等を除けば, 賢治の作品を題材にした, 書, 絵画, 絵本原画の展示だった. 知らない絵本が数多くあり, その中には興味ぶかいものも多く, その点ではおもしろかった. 歯医者の時間が迫っていたので, ゆっくり見られなかった.

2012-03-11 11:28 · hn · 0 コメント

Madhura 月のひなまつり

3 月 3 日, 安野光雅展を見たあと, 都雅都雅へ行く. Machura「月のひな祭り〜月の雫に濡らされて 今宵 あなたと音雅遊人おでん(遊び〜」.

チケットには 8 回と書いてあったが, 舞さんの語りによると 7 回だそうだ. 今回は新曲もなく, 雅遊人おでん, 麿の芸も, もう一つであった.

2012-03-11 11:22 · hn · 0 コメント

安野光雅が描く洛中洛外展

高島屋に眼鏡を取りに行ったついでに, 「安野光雅が描く洛中洛外展」を見る. 産経新聞で連載中の作品の他, 「日本のふるさと奈良」, 「明日香村」, 「日本の原風景」, 「繪本歌の旅」, 「旅の絵本 VII 中国編」, 「野の花と小人たち」, 「絵のある自伝」の原画が展示されていた.

2012-03-04 10:48 · hn · 0 コメント

ホノルル美術館所蔵 北斎展 (後期)

3 月 3 日, 京都文化博物館へ「ホノルル美術館所蔵 北斎展」(後期) を見にいく.

2012-03-04 10:41 · hn · 0 コメント

澁澤龍彦

「彦」の字が違うが, ちくま日本文学「澁澤龍彦」(文庫版) 読了. 長い道程であった.

2012-02-28 14:46 · hn · 0 コメント

「老子」・「荘子」をよむ(下)

蜂屋邦夫「「老子」・「荘子」をよむ(下) 」(NHK 宗教の時間 2010年後期テキスト), をやっと読了.

2012-02-26 21:48 · hn · 0 コメント

草間彌生展

大阪国際美術館へ「草間彌生展」を見に行った. 子供づれも多く、かなりの盛況なので、ちょっとびっくりした。2005 年からの、最新の作品ばかりなのだけど、なかなか迫力満点の絵だらけだった。

10 分ほどのビデオで草間彌生の制作風景やコメントが流れていた。最近は精神病院で暮して いて、制作しているんだそうだ。今年 82 歳ぐらいで、足腰も弱っていそう。 何もしないと自殺してしまうから、生きるために、ひたすら絵を描いていると 言っていた。

2012-02-26 21:46 · hn · 0 コメント

ホノルル美術館所蔵 北斎展

京都文化博物館で開催されている, 葛飾北斎生誕250周年記念「ホノルル美術館所蔵 北斎展」に行ってきた.

170 点を前期後期に分けて展示,時代別に展示された作品の他, 揃物として「冨嶽三十六景(44図)」,「諸国名橋奇覧(全11図)」,「諸国瀧廻り(全8図)」,「琉球八景(全8図)」,「詩哥写真鏡(全10図)」,「百人一首姥か絵説(全27図)」などが見れる. 北斎漫画も展示してあったが, 見ずらかった. はじめて見る版画も多く楽しかった.

総合展示室では, 麗しの京美人展, 祇園祭−船鉾の名宝−, 古代学協会所蔵 古文書・古典籍の世界, 細川家 永青文庫コレクション2 大名文化の華 能, を見てまわる.

2012-02-19 00:12 · hn · 0 コメント

おひとりさまの老後

上野千鶴子「おひとりさまの老後」(文春文庫), 読了.

例に出てくる人は, しっかりした人ばかり. だめな人は, だめな老後しか遅れないんだろうな.

2012-02-08 21:58 · hn · 0 コメント

内山貞和・直人 ジュエリー展

1 月 29 日

「ぐれごりを」で「内山貞和・直人 ジュエリー展」というのをやっている. たまたま娘が帰ってきていたので, 気にいったものがあれば買ってあげようと二人で見にいく. 結局買わずに出て, 近くの DIVO-DIVA というイタリアンレストランで昼食. 結構有名な店のようだった. きれいに調理されていて, おいしかった.

2012-02-08 21:53 · hn · 0 コメント

飛騨高山美術館, 魂へのまなざし ジョルジュ・ルオー展

西穂高の帰り, 平湯バスターミナルで温泉に入り, バスで高山へ. 連休のせいで人が多い. 高山行きのバスは平湯から二台になる. 高山駅でコインロッカーを何とか確保.

町を歩いていると「ルオー展」のポスターを見つける. 高山駅に戻って, 14:40 の「さるぼぼバス」で高山美術館へ.

飛騨高山美術館開館 15 周年記念特別展なのだそうだ. パナソニック電工汐留ミュージアム所蔵の作品展. 版画作品がかなりの量出展されていた. ピエロやキリストの顔のルオーしか知らなかったが, いろんな作品を見ることができた. 特別展の会場は結婚式も出きるようで, 一組のカップルが下見に来ていた.

その後, 常設展を見る. アール・ヌーヴォーのガラス製品, 家具の一大コレクションが見れる. 久しぶりにガレなどの作品を見た.

16:50 のバスで駅へ戻り, いつもの店でお酒を飲んで, 18:45 の最終の「ひだ」で名古屋へ. 新幹線で京都へもどる.

2012-02-08 21:47 · hn · 0 コメント

西穂高岳

1 月 7, 8, 9 の連休に西穂高岳に行く. いつものガイドさんのツアー. といっても参加者は一人だけ.

右手はテーピングして, 何とかピッケルが握れる程度には回復. 物をつまんだりできない. 左手はピッケルは握れるが, 手をついて立ちあがる事ができない.

京都駅 6:37 の「のぞみ」で名古屋へ. 遅れなし. 7:45 の「ひだ」に乗る. 高山へは数分遅れで到着. 駅前でガイドさんと合流, 車で新穂高ロープウェイの駅へ向う.

12:00 のロープウェイで西穂高口へ向う. 西穂高口でアウターを着る. ワカンやアイゼンをザックに仕舞い出発. 今回はアイゼン無しで, 一時間で山荘に到着. 前回よりも雪がしまっていて歩きやすい.

西穂山荘での部屋は, 本館奥の「独標 1」. しばらく, ゆっくりしたあと, 近くの岩場まで登って岩の上を歩く練習. なかなかうまくいかない.

この日は 50 人ほどの宿泊客. お正月は 200 人来て, たいへんだったそうだ. 17:30 から夕食. その後レストハウスでビールを二本飲んで, 20:00 ごろに寝る.

1 月 8 日, 二日目.

6:15 朝食. 7:45 ごろ小屋を出る。アイゼン着けるのに手間どり、7:58 ごろ出発。9:00 すぎ独標。10:45 西穂高岳山頂。 頂上で写真をとったり, パンを食べたりして休憩. 11:15 ごろ下山開始、12:45 ごろ独標、13:40 ごろ小屋に到着。

風は結構強かった。天気は最高、見晴らしも満点。気温はそれほど低くはない。風がない時は、すごしやすい。

雪はあまり多くなく, しまっていたので, けっこう良いペースで登り、下りできた。もちろん、もっと早く登る人は何人もいたけど。

レストハウスに戻って、江口さんに頬の凍傷を指摘される。もっとこまめにフードを調節しないといけない。今回は右手が使いにくく, さぼってしまった. 山荘に戻って, ガイドさんは西穂ラーメンを食べ, 私はとん汁を食べる。夕食までレストハウスでゆっくり。

一泊で山頂まで行くツアーでは, 14:00 までには山荘に戻りたいので, 6:00 前にヘッドランプつけての出発になるそうだ.

17:30 から夕食。今日は人が少ない。夕食後レストハウスで、お酒飲みながらゆっくり。20:00 ごろ部屋へ。

1 月 9 日, 成人の日.

朝食は 6:30。8:00 ごろ出発、8:40 西穂高口駅に到着。夏でも 40 分では下りれない. アウターを脱いで、荷物の整理。9:15 のロープウェイで下山。車で平湯で下ろしてもらう。

温泉に入り、バスで高山へ.

ゆったりした日程だったし, 天気も良かったので, 気持の良い西穂高行きだった. ただ, 雪が少なかったので, 本格的な雪山登山とまでは行かなかったのが, ちょっと残念.

2012-02-08 21:29 · hn · 0 コメント

伊吹山

12 月 30 日, 伊吹山に行く. 5:40 発の叡電はやめて, 6:17 の叡電で行くことにする.

一乗寺駅に向かう途中, 右の登山靴を前に出す時, 左の靴にひっかかり, 前に倒れてしまう. 両手, 両膝をおもいきり撲つ. 叡電に乗ると, 右手の指からかなりの出血. 四本の指の皮がめくれている. 救急絆創膏で応急処置.

山科駅では雨が降っている. 7:00 前だが, ロッテリアが開いている. 切符を買ってからロッテリアで朝食を買い, 7:00 の電車に乗る. 外はしばらく雨模様. 米原に近づくと, 天気が良くなってくる.

米原で乗り換え. 電車を待つあいだに, 待合室でアウターを着る. チャックがひっぱれない. 前にいたおじさんに指摘されて, 右手がグローブのように腫れているのに気がつく. 帰っても病院は休みなので, とりあえず伊吹に行ってみることにする.

近江長岡からのバスは結構混んだけど, なんとか座れる。

トイレに行ったりして 9:15 ごろ登山口を出発。10:00 すぎ一合目。 アイゼンをつける。結構、雪がやわらかで、歩きにくい。

六合目の避難小屋で左右にコースが岐れる。ストックをピッケルに持ちかえて、左のコースを行く。

天気は良い。登る途中では、時々風がきつい時があるが、それほど続かない。 左のコースは稜線に出てから頂上までが長い. その間は、ずっと強風。

13:15 ごろ頂上。風がきついので, 写真を撮って、昼食も食べずに, すぐ下山。

今度は、まっすぐ避難小屋へ向うルートを下りる。こちらが夏道、登りに使っ たのが冬道だそうだ。斜度がきついのと、雪がすかすかなので、かなり歩きに くい。

一合目でアイゼンをはずそうとしたが、手間取り、登山口までつけたま ま下りる。15:40 ごろ登山靴に到着。

バス停でアウターを脱ぎ、荷物を整理し、おにぎりを食べる。静岡から来たという大学生と話をする. 16:07 のバスで近江長岡へ。このバスは二人だけ.

近江長岡から米原までの電車は満員、座れない。米原からは新快速、こちらは座れる。

京都駅で好日山荘に寄り, 一月の西穂行きに供えて防寒グッズを買う.

手のダメージはかなりひどいが, 良い山行だった.

2012-02-08 20:49 · hn · 0 コメント

西穂山荘でクリスマス

クリスマス寒波で, 荒れ模様の天気ということだったが, 穂高周辺の天気予報は, それほど悪く無いので, 24・25 日と西穂山荘へ向う.

クリスマス連休なので, 京都駅, 名古屋駅とも人が多い. 高山バスセンターのカウンターにも長蛇の列. 新穂高ロープウェイ行きのバスは路線バスなので, 切符は券売機で買える.

10:40 のバスで, 12:20 にロープウェイ駅着. 12:30 のロープウェイに乗る. 西穂高口で着替えや出発準備. 手間取り, 13:30 出発. アイゼンなしで登るが, 途中でちょっと苦しくなって, アイゼンを着けて, 15:00 ごろ山荘着. 山荘直前で樹林帯を抜けると, 風がかなりきつい. チェックインして荷物整理など. 今年一番の寒気, 大雪という天気予報のせいか人が少い. ひと休みして二階の部屋で仮眠. 16:00 ごろから風雪強くなる. 17:30 から夕食。今日の宿泊者は 10 人、クリスマスイブにしては、ちょっと寂しい。他にテントが二張り。

夕食は、クリスマス特製のチキンのソテーがメインのおしゃれな完全洋食。とてもおいしかった。今日は味噌汁等でなくスープ。ワイン一杯も振る舞われた。日本酒を飲んで, 早めに寝る.

夜中目が覚める度に, 風が気になる. 6:00 朝食. このころは風が弱まっている. いつものようにぐずぐずして, 7:45 に出発. 8:15 丸山. 風がかなりきつく, 手もこごえて気弱になり, 独標方面に行くのをやめて山荘に戻る. レストハウスで下山準備して, 9:00 下山開始. 手袋を忘れて取りにもどったりしたが, 10:15 西穂高口に到着. 10:45 のロープウェイ, 中崎山荘の温泉に入って, 高山でゆっくり, 最終の「ひだ」で京都へ.

2012-01-22 14:31 · hn · 0 コメント

神も仏も大好きな日本人

島田裕巳「神も仏も大好きな日本人」ちくま新書, 読了.

現代に流布している, 神社での流儀は, 明治以降に確立されたもので, 古来の神社の風習ではないことを知った. まあ, そうだろうとは思っていたけど.

2012-01-22 14:02 · hn · 0 コメント
start.txt · 最終更新: 2011-07-17 14:04 by hn
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