日曜日,天気が悪いので,お墓参りをしようと思ったが,悪すぎたので,やめてしまった.
今日は,天気が良いので,つい昼から比叡山に登ってしまった.
6-7 kg 背負って,きらら橋から,四明ヶ岳まで 90 分,大分早くなった.10 kg 背負って,あと 10 分縮めたいものだ.
いつものようにガーデンミュージアムでワインを飲んで一服.
お墓にはなかなかいけない.
気まぐれ美術館第 3 集「帰りたい風景」読了.
トイレで読むので,けっこう時間がかかった.
六合の後近代美術館に行く.地味な展覧会かと思うと,結構人が多い.
ビクトリア朝時代のものには,なかなかなじめない.日本の「民芸」関連の展示を見て,ほっとする.でも「民芸」運動は,英国のアーツ & クラフツ運動がなければ,なかったかもしれないものだ.
細見美術館に行こうと平安神宮のほうへ向うと,大きなドラムの音が聞こえてくる.気になるので,平安神宮に行ってみる.今日・明日とコンサートがあるようで,ステージや観客席の設営が行なわれていた.
その後,細見で「京と江戸」展を見て帰る.
昨日二週間ぶりに CRUX に行った.VB でつまずいたりしたが, V0 をいくつかやって,V1 の練習.ちょっと頭うち状態.
帰りに是酔庵によって帰る.
ちくま文庫ちくま日本文学「林芙美子」読了.
今日より昨日の方が天気が良さそうだったので,昨日武奈ヶ岳へ行った.
前半少し息が切れるが,足もつることなく,疲れもなく登頂.晴または薄曇の良い天候.くつづれの治療の為に御殿山で 10 分ほど休む.10 分引いても 2 時間 13 分かかっている.頂上で登山客はあまり多くなかった.
昼食とコーヒーを飲んで,12 時ごろ下山開始.時間が早いので中峠経由にする.中峠,金糞峠館の沢すじは,前回より荒れているかんじ.
金糞峠でもコーヒーを入れて一服.正面谷を下りて,比良駅へ.一休で大休止.
水道橋の宝生能楽堂へ 17:30 ごろ到着.まだ会場は開いていない.二度目の能.
席は「へ-19」正面だけど一番脇の通路側である.
出しものは 通小町,狂言 富士松,天鼓.
まだ声が聞こえにくい.そのうちに,何かわかるようになるだろう.天鼓は後半は,ほとんど舞.まだ舞を堪能できるには,ほど遠い.
9:15 ごろ松濤美術館に到着.中に入ると,結構人が来ている.
29 点も額装の絵があった.たくさんの花や虫や,大勢の人や,動物や,魚や,いろいろなものが丁寧に描きこんであるので,つい,克明に見てしまい,時間が思った以上にかかった.
土の人形たちもとてもよかった.
9:00 開館時に入場しようと思っていたのだが,上野駅のアンデルセンで朝食を取りがてら急ぎの仕事をかたづけたので,10:15 入場.切符を買う列も七・八人で順調.
2000 年に T と大阪に見に行っていらい,8 年ぶりのフェルメール.前回はフェルメールという名前も知らなかった.
事前に芸術新潮で予習をしていったせいか,二回目のせいか,前回ほどの感動はなかったけど,よかった.
12:00 前に会場を出ると,入口前は長蛇の列.まだ館内だけの列であったが,平日でこれなんだから,土日とかはどんな事になってるやら.美術館の門の所には「待ち時間 40 分」と出ていた.
今回の東京出張は,念願のプレミアムドリーム号のプレミアムシートが取れた.
レッグスペースも横幅も十分あり,背もたれもかなり倒れ,独立した枕もついていて,本来は快適に寝れるはずだったんだけど,仕事のことで頭の中が悶々としていて,夜中ずっと,あーだ,こーだと考えていたので,役にたたなかった.
シートは良いのだが,一階なので路面の影響をけっこう受けるので,乗り心地は二階のほうがよいかもしれない.
ついでに,事故渋滞と,首都高内車両故障渋滞で到着が 1 時間半遅れ,風呂屋に行く時間もなかった.
4 年ほど前に買っていた「神も仏もありませぬ」読了.
このところ,佐野洋子中毒状態.
まるむし (だんごむし).今日家に帰ると,玄関前に丸虫の集団が右往左往している.十匹,二十匹なんてものではない.直前に雨が降ったみたいなのだが,何か天変地異が起る予兆のようで,ちょっと不安.
「シズコさん」読了.
母さんへの鎮魂歌.
仕事で鹿児島に行っていた.
少し雨も降ったけれど,大雨にはならず,傘も土曜の朝に使っただけですんだ.
久大本線以南に行くのは初めての経験.
緑の色が濃いし,木の葉の繁りかたも違う感じがする.
食べ物もおいしいし,当然焼酎はおいしいし,いい所だ.
土曜はちょっと観光.午前中は雨だったので,定期観光バスで桜島に.
お墓の所を曲って展望所に行くのだが,お墓が,お地蔵さんのように,皆,小屋に入っていて,花がいっぱい.バスガイドさんの話では,鹿児島は日本一花 (切り花) の消費が多い所で,一年 365 日,毎日お墓へ花を供えに行く地域があちこちにあるそうだ.
昼ごろから天気も回復.島から戻って,水族館に行って,ぶらぶらして新幹線で帰る.
朝日新聞 2008-08-26
経済産業省は26日、ドライアイスが気化する圧力でフードプロセッサーのガラス製容器 が破裂し、静岡県の女性が割れたガラスで顔や手に重傷を負ったと発表した。女性は短時 間でアイスクリームを作る「裏技」に挑戦していたといい、経産省はドライアイスを密閉 された容器に入れないよう求めている。
昔の事を思いだした.
幼稚園のころだったか,夏,一人で家に入ると,若い女性のお客さんがみえた.
お客が,女性だったせいか,若かったせいか,暑かったせいか,はたまた私が,いいかっこしいだったせいか,冷たい飲み物を出そうと,けなげにも思った.
電気冷蔵庫のない時代,我が家では,氷は,大きな魔法瓶状の「ジャー」というのに入っていた.コップを持ってきて,ジャーの蓋を開け,中の氷を小さくしようと,「さすまた」状のアイスピックで,ジャーの中の氷をつつきはじめた.
当然,真空層に挟まれた二重ガラスが壊れ,ガラスや氷が部屋中に飛び散った.不思議とたいした怪我はしなかったので,大爆発したと思っていたが,たいしたことはなかったのかもしれない.
でも,お客さんはびっくりし,わが親が帰ってきた時,しきりに恐縮していた.
いま思うと,人のためによかれと思い,とんでもないことになるという,数かぎりないくりかえしの,初めての経験だったかもしれない.
松浦寿輝「折口信夫論」読了.
わけもわからず読む.でも,なかなか刺激的な本だった.記録しておきたい文章も,そこかしこに現われたが,怠惰なので読みながす.
土曜日は,午前中医者に行ったあと,奈良に行く.
国立博物館へ「西国三十三所展」を見に行く.
観音様をおおぜい拝めた.いろいろ出品されていたが,仏像と絵ぐらいしか,よくわからない.
本館の常設展は,さっと見て,16:20 に退館.
元興寺に向う.
今日は道を間違えず.まず庭の石仏を見る.まだ桔梗がいっぱい咲いている.7 月に来なくてもよいだ.禅堂の中には食事の用意.周りの戸が開いているので,須田剋太奉納の衝立が少し見えるので,写真に撮る.
本堂へ行く.17:00 すぎからの地蔵菩薩供養法要に参列.一時間正座していたので,しばらく立てず.その後,石仏の所で行なわれている,万灯会法要を見る.
境内では,模擬店の屋台が並んで,子供たちがいっぱい.ちょっと大がかりな地蔵盆.ちぢみと生ビールで一息ついて,いつもの飲み屋へ行く.
古典新訳文庫版を読了.
あのころ,何度も何度も読んだ時代が,かすかに思いだされる.
「大人なんてなるものか!」という思いも.どこへ?
年をとった,ただのおじさんになった.
北穂行きで疲れているのか,手足に力が入らない.
V1 いくつかトライして終る.新規クリアした課題はなし.
夏休み.北穂 - 奥穂縦走計画.
盆明けの,17 日の「さわやか信州号」で上高地へ.
18 日. 上高地から涸沢小屋へ.一服.そのあいだに曇ってくる.その後北穂へ.涸沢までノンストップで飛してきたのでバテている.なんとか北穂岳小屋につく.視界は 50m ほど.周りの山は何も見えない.
19 日.朝から雨.少し回復するかと思っていたが,ひどくなるばかり.とりあえず涸沢まで下りることに.視界悪い.梯子をすぎたあと,何回かミスコース.なぜか真っ直ぐ下りたがり,一度は (ペンキマークを見て確信をもって下りたルートなのだが) すぐ崩れるガレガレの沢すじを下りていき,ひやっとした.涸沢小屋で天気回復を待つも,ひどくなるばかり.
涸沢小屋に泊る.下山後知ったことだが,この雨で白馬大雪渓で二人亡くなっていた.
20 日. 晴の予報だが,雨.しかたないので,横尾経由で下山.
松本へ出て,観光し,居酒屋でいいきげんになり,19:06 の電車で京都へ.