武奈ヶ岳からの帰り,京都駅にでて「えき」で「ロベール・ドアノー写真展を見る.
見に来ているのは,若い子がほとんど.
昨日武奈ヶ岳に行った.やっと雪の武奈ヶ岳山頂に立った.天気はまあまあだったので,結構人が多い.坊村から登り琵琶湖側に下りる.
千里中央の駅でウェストバッグをしていないのに気がつき,店にもどる.店にないので,職場に忘れてきたらしい.まだ京阪には乗れる時間.回数券はウエストバッグの中ので,Suica で入場.
目が覚めると天王寺.あわてて降りる.向いに千里中央行き最終がくる.今日は天王寺でよかった.以前のようになかもずまで行くと帰れなくなっていた.
新大阪まで行き,最終の快速.高槻あたりで席が空いたのですわる.今日は無事京都で降りる.タクシーにのる.目がさめると家の近く.ふと気がつくと手提げかばんが無い.またどこかで忘れてきた.
明日は,地下鉄と JR に電話しないとと考えながら寝る.
朝,あちこち電話しないと,と思いながら寝ていると電話.職場のビルの警備室から.JR から落とし物の連絡があったとのこと.さっそく JR に電話.おりかえし野洲駅から電話がある.今日取りにいくことにする.前回取りに行ったのは 2007 年 7 月 24 日.
無事見つかって,感謝.
須賀さんの本のあいまに, 佐野洋子の「嘘ばっか」を読んでいる.
うちには, この本が二冊ある. ということは, 最初に買った時には, つんどくだったわけだ.
まだ三分の一しか読んでいないが, 佐野洋子はストリートテラーだったんだと, 認識を新たにする.
「おじいさんのかさ」, 「百万回生きた猫」を刊行当初に読んで, 感動はしたけど, ストリートテラーとは思わなかった. その後の佐野さんの絵本は, この二冊を越えるものは無かって, いつもがっかりした. そのうちエッセーの本も出だしたので, いろいろ買ってよむ.
マガジンハウス版の「嘘ばっか」の奥付には 1993 年 7 月 第 4 刷とある. たぶん 15 年ほど前に買ったようだが, 読んだ記憶がないので, 買っただけだったんだろう. 今, 読んでいる講談社文庫版の奥付には, 1998 年 3 月 第 1 刷とある. 10 年前だ. でも記憶にない.
やっと読みはじめたのは, つい最近. 「おじいさんのかさ」で, 心おだやかになり, 「猫」で, 涙を流している私を見て, 佐野洋子は, あんた単純ね, と言われているような気がする.
でも「猫」は, 佐々木マキの「やっぱりおおかみ」と並んで, 今でも, とても大事な絵本だ.
それで, 「嘘ばっか」の一話読むたびに, 感心してしまっている今日このごろ. でも「猫」が一番.
やっと読了.カトリシズムの話なので,あまり理解はできていない.
職場から sakura へのメールの転送が,ここ数日不調.すごく遅れて届いたり,まだ届かなかったり.どちらの原因だろうか?
土曜は医者や歯医者だったのだが, 琵琶湖バレーは 35m の強風で営業中止. こんな日に登るとどんなんだったんだろう. 日曜も強風のようだったので, 武奈にいくのはやめて惰眠を貪ろうと思うが, 4:00 ごろ目がさめてしまう.
でも, 午前中は 20m の風で, コンディションは良くなかったようだ.
天気が良さそうだったので,比良に行く.
冬靴とアイゼンのデビューの日.
8:09 比良駅着だが,ぐずぐずして,大山口を 9:45 に出発.ダケ道を登る.
登り始めてしばらくすると,小学 6 年生ぐらいのの一団に出会う.どうも,イン谷口,金糞峠,ダケ道と来たようだ.
あちこちで,いつもと違う道を通り,ケルンのある広場に 12:00 到着.武奈ヶ岳への登り口の様子を見に行く.一周して 13:00 ケルンのある広場に戻る.お湯を湧かして昼食.13:30 ごろ下山開始.
16:00 に一休に到着.
「日記」を読了.
この日記だけ残されていた意味は?
州之内徹,気まぐれ美術館シリーズ,やっと読了.トイレに置いてあるので,なかなか読みすすまない.気まぐれ美術館シリーズも,この巻あたりになると,老人のたわごと風なものが多くなるが,いろいろ思いいたる事も多い.
何日か通勤の行き帰りにここまで読んだ.
須賀敦子全集 7 巻,「どんぐりのたわごと」はハードでなかなか読めないので,「日記」の方を良くよむ.
「世の中に対して,何かせねば」という気持が,そこかしこに見える.
「どんぐりのたわごと 第 2 号」読了.産業革命,資本主義,急激な技術革新といった中で,人は如何に生きるかというのが,大問題であったのだが,基督者としての考察.
いつもの H 店に「なまこ」が出ていた.昨年末に買ったのは,まだまだだったが,昨日買ったのはおいしかった.昨日・今日と,ただ柚子搾りをかけるだけだったが,これが一番おいしいような気がする.
遠山美都男「蘇我氏四代の冤罪を晴らす」をやっと読了.
須賀さんの本の合間に読んでいたので長くかかった.
この手の話は,実験結果とか証明とかがないし,古文書の解釈だけにたよるところが多いので,どの説が正しそうかも,なかなかわからない.遠山説は説得力がある部分もあった.
須賀敦子全集もいよいよ第 7 巻.この巻は,「どんぐりのたわごと」と「日記」から構成されている.「どんぐりのたわごと」は,30 代前半の須賀さんが何を考えていたか,(キリスト者として) どのように生きるべきか模索していた,心の記録.
このあいだ「えき」で「四大浮世絵師展」に引き続き,今回は高島屋で「ベルギーロイヤルコレクション展」.
王立美術歴史博物館と王立図書館のコレクション.前者の方が点数が多い.後者の方が選りすぐられているのか,良好な作品が多かった.歌麿,写楽も多数出品されていて,この一週間で浮世絵通になった気分.
近代美術館に見に行った.
伊三郎氏は,東洋亭,バプテスト病院の前身,そして「スター食堂」なるものの設計者のようだ.「スター食堂」を帰って調べてみると,ルレ・オカザキなどを経営していた会社のようだ.今は「市場小路」なんかを展開している.
リチさんのデザインは,初期のものから,どこか日本的な感じのするデザインのものが多くあった.
今回は,近代美術館としては珍しく作品リストがあった.(しょっちゅうんアンケートで要望しているのに,ちっともリストを置いてくれない京都近代美術館)
若い子から年を召した人まで,年齢の幅が広い入場者だった.
何とか読了.
論文を集めた「イタリア文学論」と「翻訳書あとがき」から構成されている.後半は,なれしたしんだ須賀さんの文章.本を読むことに対する愛情があふれていて,浮っつらを撫でる読書しかできない身からしたら,とてもうらやましい.本に恋しているかどうかの違いだろうか.
前半の論文集は,なかなか読みすすめなかった.文学系の論文の世界に不慣れなせいか.須賀さんの軽やかで清らかな文章とは全然違う.
《「集」としての「カンツォニエーレ」 - ウンベルト・サバの場合》など,出展・引用・参照など的確に提示してあるのだが,参考文献の主張を纏めた部分と,須賀さんの主張との違いが,素人にはわからなかった.文学系の論文は,このような書きかたをするのが普通なのかな.
全集は残り 2 巻,別冊 1 巻.
正月三が日,毎日雨がぱらつく日が続いた. 今日は雨が降らないようだ.
愛宕さんに,「火廼要慎 (ひのようじん)」のお札をもらいに行く.今年は行きは月の輪寺の方から,帰りは参道を下る.去年より雪が多かったが,本殿下の石段は,神社の人が,部分的に除雪してくれていたので,アイゼンなしで問題なくお参りできた.
雨は降らなかったが,下り道では木の枝に積った雪が融けてボタボタと落ちてくるので,雨よりたちが悪かった.