橋本治「日本の女帝の物語 – あまりにも現代的な古代の六人の女帝達」集英社新書, 読了.
日本書紀と続日本書紀から, 読みとられた橋本流歴史の真相.
大塚ひかり全訳「源氏物語 2」ちくま文庫, 読了.
皆, なにかあるごとに泣いて袖を濡らしてばかりいる.
京都近代美術館での, やなぎみわの「Fortunetelling」の展示も明日までなので, また見に行った. また, ぼーっと見ていた. 継ぎ目も発見できた. タロットの裏側の色と机の色が, よく似ているので, タロットカードをまぜている間は, 手をあやしげに動かしているように見える.
今日は説宝石 9 月号の発売日. 町に出たので本屋で手にとって目次を見ると, 今月も, 佐野洋子の「死ぬ気まんまん」は無い. 再発後一度 (ならず数度かな) 持ち直してからの悪化なので, 体調が心配だ. どのような治療が行なわれているのか分からないけど, 極力痛みを抑える治療を行なっているのだったら, 文章を書くぞ, なんて良い状態になることは, あまり無いんじゃないだろうか.
Palm が壊れ, Clie が壊れて, しばらく PDA を使っていなかった. PHS の代りを iPhone にしたので, 久しぶりに PDA 使いになった感じ. まず「i文庫」を入れて久しぶりに青空文庫を読む.
太宰治「桜桃」, 尾崎放哉「俺の記」, 倉田百三「俊寛」を読む.
登山靴を買って 4 シーズン目.
娘に, 山に連れてってくれといって, 初めての年, 鹿沼の「岩山」に連れていかれたあと, 上高地へ同伴してもらう. 徳本峠, 蝶ヵ岳と登って, 西穂高岳に初めて登った. その時以来, 西穂・奥穂縦走をいつかしたいと思うようになる.
登山初心者なので, 西穂の先, どこまで行けるか試してみようと思ったのだけど, 二年目は, 雨と濃霧, 去年は降雪と, 天候にめぐまれない.
今年も去年の上高地行きとだいたい同じ, お盆後の 16 日の夜のさわやか信州号で上高地へ向う.
もっと寝ていたかっのに, 5:00 すぎに到着. 去年は 6:00 まで開いていなかった, 切符売り場も開いていて, 保険に入る.
このところ雨で山に行けなかった. 久しぶりに, 先週末の土曜に, 軽いトレーニングのつもりで武奈ヵ岳に登ったときに, ひどい靴擦れになってしまった. 痛みのひどい右足をかばいながら, 西穂山荘へ. チェックインは 13 時からなので, ピラミッドピークまで足ならしに行く. でも, とても疲れる. 8 月の穂高は初めてなので, 登山道や山荘の廻りに花がいっぱいなのに驚いた.
この日は畳一枚に一人とゆったり. 同室の残り 8 人, 全員, 奥穂高岳への縦走予定. ほとんんどの人が, 山の会などに入ていなかったり, やめた人ばかり. 奥穂高行きのトレーニングができないので, 今年は天狗の頭近くまで行って帰ってこようと自己紹介.
18 日, 4:40 ごろ出発. それでも同室の中ではビリから二三番目.
奥穂高まで行く気がなかったので, ストックや着替えなどを小屋に置いて, 途中の朝食に時間をかけたりして, ゆっくり進む. 9:45 に間ノ岳到着. これから先に進むと奥穂高には楽勝だが, 西穂高山荘に戻るには限度かなと思って, 行ききする人と雑談して, 引きかえす. 後から考えると, めったにない好天の日だったので, デポした荷物を捨てても進んだ方がよかったと, 後で悔むいつものパターン.
最終日は, 独標で日の出を見ようと, 4 時前に山荘を出る. 少し出発が遅れたかなと思ったが, 独標に出前に着くが. 日の出前に独標に着いたのは初めて. 15 分まっても稜線から太陽が姿を現わさないので, しびれおを切らして出発. 西穂高岳のちょっと先まで行って, 朝食を食べたり, コーヒーを淹れて飲んだり, 行ききする人と話たりしてゆっくりする.
帰り, 新穂高温泉バスターミナル前の「アルペン浴場」が閉鎖されていたのはがっかりだったし予定が狂った.
なさけなくも, 高山駅バスターミナルのトイレで着替えた後, ちょっと一杯飲んで最終の「ひだ」で帰る.
武奈ヵ岳の帰り, 京都駅を経由して帰ったので, 美術館「えき」で「大鉄道展」を見る.
久しぶりに, 武奈ヵ岳に行く. 6 月以来.
体調はよく, 途中しんどくもならないのに, 前回とほとんど同じタイム.
午後はときどき雨が降るということなので, おとなしくダケ道を下りる.
危惧した通り, 比良駅前の「一休」は, お盆休みだったので, おとなしく帰る.
亀山郁夫「新訳『カラマーゾフの兄弟』を読む」NHK カルチャーアワー 2008 10月 - 12 月テキスト読了.
仕事の関係で, 淀屋橋に早めに着いたので, またまた国際美術館に行く.
今回は時間があるので, My Grandmothers の Making Video を全部見る.
そのあと, My Grandmothers, Fairy Tale, Windswept Women を見なおす.
帰りに, Musium Shop で, 公式タログ (Windswept Women は載っていない) と, ART it という美術雑誌を買う.
IBM の G40 の Windows Update を行なっていたらディスクが壊れたらしくブートできなくなった. 天中殺はまだまだ続く. お払いをしてもらわないと.
坂本信幸・藤原茂樹「万葉から万葉へ 万葉びとの言葉とこころ」NHK カルチャーアワー文学の世界 2009-1月〜3月テスト, 読了.
この間, PC が壊れ, 冷蔵庫も冷えなくなって, 天中殺だと落ちこんでいた.
今日は, 新しい冷蔵庫が来た. 久しぶりに野菜などを買い物に行く. 二軒目の店に向うときに PHS が無いのに気がつく. みつからない.
近代美術館へ行く.
「生誕 120 年, 野島康三」展.
入館する前から雷がひどかったのだけど, 途中で照明が瞬断. その後, 三部屋の照明の一部が消えてしまった.
今回のコレクション展は明日まで. やなぎみわのビデオ作品「Fortunetelling」を見る.
職場を早めに出て, 国際美術館へ. 18:00 前に入館. 前回よりは少しだけ時間がある. 前回見そこなった, 入口手前のメイキング・ビデオをしばらく見る. 18:15 になったので急いで展覧会場へ.
どの作品もそうだが, 皆, けっこうなクルーを編成しての作成で, だいぶ金がかかっている. メイキングビデオも作っていることだし, けっこういいスポンサーがあったのだろうか. なんんて, 下世話な事ばかり気にして見ていた.
まだ, 二ヶ月近く開催しているので, あと二三回は見にこよう.
橋爪大三郎「もっともわかりやすいヴィトゲンシュタイン入門書! 」講談社現代新書, 読了.
ちっともわかりやすくない本だ.
言語ゲームで, 宗教, 思想を切っていこうということのようだ.
一面の曇り空。少し雲が薄くなったところに、三日月様の (実は、下弦の月なので三日月ではない) 太陽が見えた。裸眼なので、すぐに見るのをやめる。
M さん企画の大文字山登山に参加. 今日は午後から雷雨という予報もありちょっと心配. 集合場所の山科駅へ. 中高年組が 4・5 パーティー集っている.
出発前のミーティング中に雨がぱらぱらしたりしたが, 出発時には止んでいる. まず毘沙門堂へ. 10:15 着. 500 円払って拝観. 自称「中小路公麻呂」とかなんとくいうおじさんが解説してくれる. 宸殿の襖絵が逆遠近法で見る位置で, いろいろなものの向きや大きさが変化することを, とても丁寧に説明してくれた.
ここは, 観光バスが入れないので, 春の桜も, 秋の紅葉も, ツアーの人が少なく穴場であるので, 是非来るようにとのことであった.
とても満足して寺を後にしたのだが, 思わず時間を取り雨が心配.
11:20 毘沙門堂を後にする. 聖天さんは素通りして, 登山口からいよいよ大文字へ. あやしげな風が時折吹くのだけど, 雨はほとんど降らないまま 13:25 大文字山山頂へ.
大文字山山頂は以前来たときより, 西側の視界が開けていて, けっこう景色がよい. 飯盒や銀マットをスキー用リュックに装備した, これからキャンプに行くのだろうかと思う小学生の団体がちょうど出発するところ.
その後のスペースに M さん持参のシートをひきつめて, 昼食タイム. わいわい. 結構天気は良い.
だいぶして, 下山. 14:30 大文字火床.記念写真. 15:30 ごろ銀閣寺門前. 哲学の道近くの喫茶店で一服. 雨が降りだす. 雨が止んだころ店を出る. 京都駅行きバス停はかなりの列. 急行 101? が来て, みな乗れる. バスを待つうちに雨足が強くなっている.
その後, 雷雨がひどくなる中を, 途中買い物をしながら, 家まで歩いて帰る. これだけ降るのだったら, ちゃんとスパッツとザックカバーを装備するのだった. ザックの中も靴の中も水がいっぱいたまっていた.
ルーブル美術館展と併催
これが本命. とてもよかった. 時間がなくなったので, また見にこなくちゃ.
ルーブル美術館展と併催.
西脇順三郎の絵を初めて見た.