国際美術館へ 「ルーブル美術館展 美の宮殿の子どもたち」を見に行く.
京都市美術館のは, 名画展だが, こちらは「子ども」をテーマにルーブルの全貌を伝えようという企画. ルーブル美術館 8 部門のうち, 古代エジプト部門, 古代オリエント部門, 古代ギリシャ・エトルリア・ローマ部門, 絵画部門, 美術工芸部門, 彫刻部門, 素描・版画部門, の 7 部門から出品されている.
それほど期待していなかったのだけど, なかなかおもしらかった. 紀元前のおもちゃなんか, よかった.
金曜の夜間開館を狙って行ったのだが, 西洋美術館や, 京都近代美術館と違って, 19:00 までだったので時間がなく, 併催の「やなぎみわ」の展覧会を見ようと, 足早に見てしまった.
脇田修・治子「物語 京都の歴史」中公新書, 読了.
去年買った本. 平安遷都以来近世まで, 京都が, 色々な麺で特別秀でていた町だったみたいだ.
京都に住んで XX 年という身にとって, いろいろ知識が増えておもしろかった. ただ, 今の京都駅が三代目というのでは, 原稿は十年前に書かれていたようだ.
恒例の Madhura 七夕コンサート@都雅都雅. 5 回目だそうだ. 去年に続き二度目.
例によって, 一部は一曲づつ語りがあって, 舞さんの昔の曲もいろいろ. 二部は, ほぼノンストップ Madhura.アンコールは, レゲエ調の曲と, 「ありがとう」.
SHO さんのベースは独特でとてもいい. 淳平さんのギターも気にいっているが, 今回は曲の調子にもひとつバラエティーがなかったので, 少し残念.
五十川さん, Massa さんもよかった.
もちろん舞さんがメインなのだが, ドラム, ベース, ギターとかぶってくるアップテンポの曲では, ピアノの音が OFF になってしまい残念. ソロに近い時や, バラードではよく聞こえた.
新曲がないのが残念ではあるが, 満足して帰る.
今度は拾得で, と言われて別れたけど, 拾得のスケジュールにも載っていないので, 11 月ぐらいなんだろうか.
久しぶりに朝家に居たので, 日曜美術館「私は自然になりたい 画家・犬塚勉」を見た.
実物の絵を見たら, 引きこまれそうな気がする.
でも, 絵と心中しているようで, 家族との写真を見ていると, 妻子も大事だったのだろうに, 絵のため, 自分のために, 命を落しているような気がして, どこかやりきれない.
岡崎にある病院に行く日. 岡崎公園の市美術館では「ルーブル美術館展」が始まって, 今日が最初の土曜. というわけで見に行くことにする.
フェルメール「レースを編む女」, ラ・トゥールの「大工ヨセフ」, デカルトの肖像, 日本初公開が 60 展ほどというので, 始めて見る作品がいっぱい.
亀山郁夫『罪と罰』ノート, 平凡社新書, 読了.
大塚ひかり全訳「源氏物語 1」ちくま文庫, 読了.
「エロい」とか頻出する, あまり優雅でない訳なのはさておいて, 1/6 を読むかぎり, どこが良いのかわからない物語だ.
筑摩から佐野洋子「問題があります」が出ると MIXI の情報で知った. このタイトルの本は出ていないようなので, 「ちくま」に連載された記事 (があったら) のまとめたものなんだろうか.
ここ十年のエッセイ集なら注文しようかな.
京都駅に行ったついでに「えき」で「ミヒャエル・ゾーヴァ展」を見る.
見たことがある絵だけど, 絵本は見たことがなかった.
展示してある写真によると, 絵の具はリキテックスだ.
比良駅から京都へ向う途中, 山科をすぎたあと, 運転席からベルのような音がして停車. 運転士が指令と連絡, 線路に人がいるとのこと. ほどなく車掌の説明がある. 運転士は何度か連絡をしたり, 運転席の扉を開けて後方を確認したりしている.
しばらくすると, 帽子を被った, 少しお年を召した女性が, 足取りもしかっりと, 登り外側線の外を京都方面へ歩いて行くのが見える. 運転士が降りて女性を保護に向かう.
その後, 山科駅から到着した駅員二名に引きわたし, 指令を待って出発. 15 分程度停車.
行楽帰りのお客さんが主だったり, そんなに混んでいなかったし, 車掌のアナウンスも適切で, 事態モ窓から見えていたので, 車内は平静.
11 分遅れで京都駅に着く.
天気が良さそうなので, 比良に行く.
坊村から武奈ヵ岳, わさび峠へ戻って, 中峠, 金糞峠, 正面谷.
体調が悪く, 頭痛もひどく, 武奈ヵ岳まで 2 時間半もかかる.
例によって一休でビールを飲んで湖西線で帰る.
近代美術館で恒例の市芸大の学生さんたちによる「サマーナイトコンサート」の日ので, 行く.
自分の大学の学部時代を思い返してみると, 二三回生の時なんて, 専門のこともろくに知らず, うろうろしていただけ. 芸大の学生さんたちは, 生き生きと演奏をし, そこそこ皆に感激を持たらしてくれる.
いつものように, 一杯きげんで, 酒のさかなを入れていた, 食器を, 五枚ほどつみかさねて台所へ持っていくと, バランスをくずして, 落してしまう.
けっこう丈夫なのが多いのだけど, 初期の T の作品の小皿は焼きが甘いこともあって, 四分割されてしまった. この時代の T の作品は, あと二・三個になってしまった.
NHK 知る楽テキスト, 原武史「鉄道から見える日本」読了.
NHK のテキストは字も大きいし, 紙も厚くてページが少ないので, すぐ読めてしまう. どれも力作揃いでテレビは見ない人にはありがたい.
都電の話は, 感慨深かった. オリンピックに向けての道路の拡充, 高速道路の突貫建設, を見て東京を去り, 三年後, 田舎の中学の修学旅行で再会した東京は別世界だった.
都電に乗って通った交通博物館. 青山五丁目から赤坂見附を通って須田町へ. 都民の日は学校が休みで, カッパのバッヂをつけて, ただで都電に乗った時に見た, 赤坂見附は, 立体交差の高速道路で覆われていて, まるで異次元の世界だった.
石井正己「『遠野物語』を読み解く」平凡社新書, 読了.
このところの平凡社新書は, ひかれる本が多い.
本屋に行ったので小説宝石の 7 月号を手にとる. 目次を見ると, 今月も, 佐野洋子の「死ぬ気まんまん」は無い. 病状がかなり悪いのだろうか.
先週末注文していた Casio の エレピ PX-320 が届いた. 指がぜんぜん動かない. 一から練習のし直し.
ピアノを弾いていると, お酒の量が減る. これはいいことだ.
京都文化博物館へ「白樺派の愛した美術」を見に行く.
白樺派というのは, 学習院の, 華族やなんかの, おぼっちゃんが主になった作ったグループのようだ.
医者に行ったついでに, 近くの近代美術館に行く.
「前衛都市モダニズムの京都展 1895-1930」を見る. いろいろおもしらかったけど, 1200 円だすきにはならないな. 平安神宮についてはいろいろ発見があり mixi に少し書いた.
鹿島茂「吉本隆明 1968」平凡社新書, 読了. 新書にしてはなかなか大部な本. 日曜に買って, 通勤の行き帰りで 5 日で読み終わる. けっこう集中して読んだ.
高校の時, 「状況への発言」, 「共同幻想論」を買って読んだが, よくわからない. 大学に入って「言語にとって美とはなにか」を大枚はたいて買って読む. こちらは, 結構感動して読んだ覚えがあるが, すっかり忘れている.
で, 今回の解説書. 文系の学者は, こんな風に本を読むのだとか, 自分には思想書は理解できそうにないな, とか思いながら読んだのだが, 鹿島茂のパラフレイズした吉本は少しは理解できたかな.