20 日の夜は, 都雅都雅で, あらい舞 Madhura, のコンサート.
いつになくタイトなコンサート, アンコールも, 退場せずに, 続けて二曲.
とてもよかった.
宮脇昭 「地球環境へのまなざし」NHK こころをよむ, 2008 10-12 テキスト, 読了.
イルカを殺すな, なんて草を食べても平気な人の主張より, 森を作ろう, というポジティブな主張のほうが, はるかに説得力がある. 熱唱, 熱演といった語り口の本だ.
14 日土曜, 医者の帰りに, 近代美術館で「ボルゲーゼ美術館展」を見に行く.
以前, 若桑みどり著「マニエリスム芸術論」を読んで以来, 1500 - 1650 あたりのイタリア絵画をまとめて見たいと思っていたので, ちょうど良い機会だ. ボルゲーゼ美術館から 48 点の展示. 始めて見る作品ばかり.
4 階のコレクション・ギャラリーでは村上華岳の小特集をやっていた. 4 年前にここで展覧会があって, とても気に行っていたのだけど, また, まとめて見ることができて満足.
きのうはゆっくり登山だったので, 今日は武奈ヵ岳. 今日も快晴.
地主神社前から, 頂上まで 2 時間 2 分. 今年一番早いペース. 息切れなし.
下りはダケ道にする. イブルキのコバへは, 尾根沿いでなく, 以前の道で行けた.
11 月 7 日, 摩耶山に行く. 阪急王子公園駅に 8:45 集合なので, 6:30 すぎに家を出る. でも出発は 10:00 ごろになった. 総勢 10 名.
ゆっくり上野道で登る. 掬星台に 13:00 ごろ到着. 天気が良いので見晴らしがててもよい.
下りは青谷道. 松蔭や海星の横を通って駅に戻る. 有志でハンバーガー屋さんによる.
11 月 3 日は, 北の方は天気がもう一つのようなので大阪に出る.
大阪市立美術館で「小野竹喬展」. 今日が初日. それほど混んでいなく, ゆっくり見てまわれた. 戦前の南画調の絵と, 70 すぎてからの絵がよかった.
その後サントリーミュージアム [天保山] へ. あと一年ちょっとで閉館になる. 大きく「クリムト」, 「シーレ」と書いてあるのだが, それ程の点数はない. 小さく「ウィーン世紀末展」とあるように, ウィーンミュージアムのコレクションのうち, 1880 - 1920 あたりの作品を, 当時のウィーンの美術界を俯瞰するような形で展示してあった.
午後から雨ということで, 武奈ヵ岳行きはあきらめて, 三井寺 (園城寺) の 31 年ぶりの秘仏「如意輪観音坐像」の御開帳ということで, 大津に行くことにする.
大津京駅につくころには, けっこう雨がふっている.
まず, 大津市歴史博物館へ「湖都大津 社寺の名宝」を見に行く. 三井寺の秘仏も出品されている.
その後, 三井寺へ. まず観音堂へ. 雨のせいか, 参拝客も少なく, 観音さんをゆっくり拝めた.
観音堂をあとにして, 三井寺境内の中を雨の中, 見てまわる.
等伯の「竹林七賢図」の修復後初公開ということで, 両足院にも行ってみた. 建仁寺は初めて. 書画が多く展示されている. 等伯の絵は, ごく間近で見れたのがよかった.
庭は, そこそこ良いのだが, 街中のお寺のため, 回りの家の壁などが見えるのがかわいそう.
院内に井戸があったのだが, つるべを支える柱が, その隣の木と同じように傾いているのが, 作為なのか, 時間と共に自然になったのか, 気になった.
青蓮院の隣りなので, 知恩院に行く. 三門の特別公開を行なっているというので後で見に行くことにする. 知恩院は, その昔 T や T の父母たちと来たような気がするのだけど, よくわからない.
集会堂というのが修復工事をしていた. 一番立派な建物が御影堂だった. 唐招提寺にも御影堂はあるけど, こんなにいばっていない. 浄土宗, 浄土真宗系では宗祖崇拝が過ぎないか.
三門は現存する木造二重門としては日本一の大きさとか. 楼上内部は釈迦三尊像と十六羅漢が安置されている. 天井には, 狩野派による, 龍などの絵が書かれている. 両側入口からの光だけなので, けっこう暗いので, もう一つよく見えない. 説明員の人が懐中電灯で照らしてくれるのを追いかける.
楼上内部からの出口で気付いたのが, 壁にけっこう落書きがしてある. 大工さんの落書きとも思えないのもあるので, その昔は, 参拝者の人が請願などを書くのが当然だったのだろうか.
岡崎の診療所に行く日なので, 診察してもらってら, 歩いて青蓮院へ. 創建以来初めての, 「青不動明王二童子像」の御開帳とのこと. 庭の回りは紅葉が多く, 11 月後半に来るのが正解だろう. おめあての青不動明王さんだが, 彫刻とちがい絵なので, 鳥目ぎみな目を持つ身としては, 表情とかよく見ることはできなかった.
関東系の言葉を話す人がとても多いので, 結構遠方からの観光客が多いんだと感心する.
さすが門跡寺院だけあって, お守りには, 国家繁栄と書いてある.
国際美術館は金曜は 19 時まで開館しているので, 職場を早めに出て, 長澤英俊展を見に行く.
よくわからない作品も多いのだけど, 微妙なバランスで展示してある作品を見ると, どのような仕組みになっているのか気になる.
とくに, 「空の井戸」. 正方形の部屋の四隅から延びた四本の角材が組み合わさって, 井戸と称するオブジェを角材の交差部で支えられた四本のワイヤーで支えている. 角材同士は, 交差部で, 両方の木材に穴を空け, ボルト状の鋼材をはめこんでずれを防いでいるだけのようだ. ネジなどにもなっていず, すぐ分解できる (すぐ組みたてられる) ように出きていると思われれる.
といった, つまらな思考で満足してしまった.
展覧会副題にある「オーロラの向かう所 – 柱の森」も良かった. このような作品のイメージをつむぎだすことができる才能に溜息がでる.
東ゆみこ「大人のための仏教童話」光文社新書, 読了.
仏教童話を読みときながら, 自己探求, 他面的にものを見ること, 八正道, 因縁・業・輪廻転生, 世間八法, 利他主義, 結果より動機, などを解説し, 仏教の考え方を解いた本.
著者は神話学・日本文学が専門で 1968 年生れ.
先週に続き, CRUX. あいも変らず, 水色 (VB) で出きないのがある. VB ばかりじゃつまらないので, ピンク (V0), 黄(V1) で, 二月には出きた問題にもトライ. 腕や足の力が, まだまだ戻っていない.
先週, 急な仕事が入って日曜出勤したため行けなかった比叡山に登る. 前回と比べて, 登り, 下りとも数分しか改善されていないな. けっこうがんばったのに.
ガーデンミュージアム比叡には, 来年 6 月までに, あと 5 回行かないと元が取れない.
大安寺のあと, いろいろ思いでのある白毫寺へ向って歩きだす. 観光センターで貰った地図と iphone を頼りに東へ向う. 地図がなかなか役にたたない. なんとか白毫寺に着く.
萩の花の季節は過ぎているが, 山門までの石段の回りのうっそうとした雰囲気が良い.
興福寺のあと大安寺の十一面観音特別公開に行く. 歩いてもよかったのだが, 他に行く予定もあるので, バスで行く.
十一面観音さんは, 間近で拝むことができた. きびしいお顔であった.
庭には菩提樹が一本あった.
正倉院展の後, 興福寺へ行く. 仮金堂 60 分, 北円堂 80 分の表示. うそであってほしいと願って, 1500 円払って列ぶ. 仮金堂 35 分で入れる.
仮金堂内の拝観ルートは, よく考えてある. 一歩下れば, ゆっくりできる. ガラス越しでしか見たことがなかった阿修羅像はじめとする 14 体を, 広い空間で照明の下で見ることができた.
北円堂は並んでいる時間が 70 分近くかかった. 北円堂は, 今回で三・四回目だけど, 初めての照明の元での公開とあって, お像の細部がよく見えた.
土曜, 初日の正倉院展に行く. 開場時間の 9:00 に到着. 9:30 に入場できる. 例年中日あたりの土日に来るのだけど, その時に比べれば館内は空いている気がする. 目玉の琵琶は, なかなかきれいだった. 今回は近くを見るための眼鏡を忘れたので, 展示を見るのがちょっと苦しかった.
開場を出ると, 待ち時間 15 分になっていた. 昼ごろ来るのが良いようだ. 今年は, 最終日は無料になるので, 平日だけど, どんな状態になるのか気になる.
なかにし礼「不滅の歌謡曲」(NHK 知る楽 2009 8-9 月テキスト) 読了.
第 5 回, 楽譜の上の戦場, が力作. 第 8 回では, 昭和の流れを汲む歌謡曲の世界は, 私たちの世代を最後に消えてなくなってしまうのかもしれません, と書き, タイトルと齟齬がみられる.
最後に, まさに歌は神秘であり, 不滅であり, 歌こそこの世の不思議なものなのです, と「不滅の歌」と締めくくる.
久し振りに CRUX に行く.
前回は 2/5 であった. 8 ヶ月半ぶり. 改装後, はじめて. 筋力が元にもどって, 水色もできない. 足もぶくぶくになったようなので, Shoes を買う.