17 日, 今月の比良山は, またも武奈ヵ岳.
出町柳のバス停, けっこう人が多いと思ったけど, 続行便のバスが出て, 一台目は全員着席.
今日は, すずしくなったせいか, 調子が良くて, 坊村地主神社を出発して御殿山経由で武奈ヵ岳に 1 時間 52 分で登った. 一応新記録. でも早い人は, もっと早く登っている.
頂上で昼食後, コーヒーを淹れようと思うと, ドリップオンを持ってくるのを忘れている. 頂上でコーヒーを飲むのが登山の大きな目的なので, 非常にがっかり.
しかたないので, さっさと, コヤマノ岳, 中峠, 金糞峠, 北比良峠と歩いて, ダケ道で下山.
駅前で一杯飲む.
今年は武奈ヵ岳西南稜の「すすき」が少なかった. 大好きな御殿山へ向う途中の黄葉は, 11 月初旬だろうか.
16 日, 高島屋京都店で「イタリア展」をやっているので, ワインなどを買いに行った. 計り売りのバルサミコなどがあったので買ってしまった.
同じ階で伝統工芸展をやっていたので覗く. 染織の部と漆芸の部の作品に気にいったものが多かった. 一番気になる陶芸の部は, もうひとつだった.
武奈ヵ岳に行くつもりで, 朝早く置きると, 頭痛はひどい, 喉は痛い, 熱はある, という状態だったので, あきらめて寝ていることにする.
10:00 ごろになると, 大分症状がましになっていたのと, 天気があまりにも良いので, いつもの比叡山に行くことにする.
胃の調子が悪くなれば, 良く食べて直す. 風邪をひけば, 適度な運動で直す.
登山の準備をして 11:30 ごろ家を出る. 雲がかなり出ている. でも登りはじめると, 天気が良くなって, 風もあまりないので, 蒸し暑く, 汗をかなりかく. それでも 7 月 8 月とは暑さが違うので, わりと快調に登る.
ガーデンミュージアム比叡は, 薔薇が盛りをすぎていて, 蓮の花はほとんど無くなっていた. 秋の花に入れかえてあって, それなりに花はきれいだった. 見晴らしもなかなか良かった. スタンプは 6 個になった.
下りも快調. 膝にもそんなに負担をかけずに下りれた.
来週はまた武奈ヵ岳に行こう.
衣笠霊園へ, 父の墓参りに行く. そのあと, 大丸へ, 木田安彦の世界「三十三間堂」展を見に行く. こんなに, 三十三間堂や観音様を描いているとは思わなかった. 会場に本人も来ていて, お姿を間近に見ることができた. 一見親しみ易い作品に仕上げるのが上手だ.
9 日, マン・レイ展のあと, 急いで大阪港へ. サントリーミュージアム「天保山」へ. 「ポーランドの至宝」展. なかなかの人気らしく, 切符売り場の前が, ジグザグになっていて, 100 メートほどありそう. 17:30 ごろなので, 列は無く, すぐ切符を買える.
遅い時間なのに, 人が結構いる. 子供連れが多い.
タペストリーとかは良かった. 絵画は肖像画が主なので, もうひとつであった.
10 月 9 日, 3 連休の始まりの日なのだが, 天気が悪いので, 近場の山にも行けないので美術館に行くことにする. まず, 国際美術館でに「マン・レイ展」を見ることにする.
マン・レイの作品は, 本ではいくつか見たことがあるが, 本物を見るのは多分, 初めてのような気がする.
ジュリエットに出会って, 幸せに死んでいったみたいだ.
10 月 2 日の「さわやか信州号」の予約をしていたのだけど, 天気予報によると, 肝心の 4 日の天気が悪そうなのでバスをキャンセルした.
結果的に, 一日・二日ともに悪天候だったので, キャンセルは正解だったけど, 残念.
順序は逆になったけど, 穂高行きをあきらめたので, 「京都日本画の誕生」に行くことになった.
9 月 25 日, 京都市美術館で「京都日本画の誕生展」を見に行く. 京都市立芸術大学創立 130 年記念展ということで, 市立芸大の歴史を軸に京都の日本画の世界を展示している.
頭に, 応挙の「牡丹孔雀図」. 応挙の写生を元にした画が, それからの京都日本画の原点である, ということだそうだ. 当時, 孔雀なんて日本にいたのかな?
いろいろな画家の卒業制作が展示されていて, 興味ぶかかった. 六代清水六兵衛の「鷲」は, ふむふむ, と思ってしまった.
26 日, 武奈ヵ岳の帰りに京都駅で「えき」によって, モーリス・ユトリロ展を見る. 全作品日本初公開! ということで, 今まで知っているユトリロと, いろいろ違った面が見えた. グワッシュの作品も多く出品されていた. 油絵はすべてガラスが入っていない展示なのがよかった.
ユトリロの人生については, いろいろ考えてしまうが, あれだけの作品を残せたのだから, よかったのだろう.
9 月 26 日(日), きのうに続いて天気が良いので, 月例比良登山, またもや武奈ヵ岳に行くことにして, 早起き.
お手軽にバスで坊村へ行く. 登りはじめは, 雲一つない良い天気. 湿度もほどほどでさわやか. おかげで, そこそこのペースで登る. 昨日と違って風がないのが残念. 途中から雲が出てきて, 風がなくても登りやすかったのだけど, 頂上では視界がもう一つ. 白山が見えない. 途中, 黄葉のかけらめなかったけど, さわやかで気持のいい登りだった.
下りは, 八雲ヶ原, 北比良峠, ダケ道を通って JR 比良駅へ. 駅前の一休で小一時間飲んだくれる.
23 日は雨で行けなかった比叡山. 今日は良い天気なので行くことにする. めずらしく, 11:00 前に家を出ることが出来た. 空は青く, とてもさわやか. 台風の影響か, 登りは適当な風があり快適. 久しぶりにケーブル比叡駅まで 60 分を切った. 登りもほとんどきついと感じなかった.
昼食場所のつつじヶ丘は, 大所帯の団体さんで一杯だった. ここは, 風が強く, 寒かった.
四明嶽頂上のガーデンミュージアムへ. 今日でスタンプ 4 個になった. ここは風はそれほどでもない. お花もとても良く咲いていた. 展望もかなり良く, 白山もかすかに見えた.
下りは, そこそこのスピードを出したつもりだけど, 58 分もかかってしまった.
岡本かの子「母子叙情」青空文庫, 読了.
Clie を使っている時に読んだのだけど, すっかり忘れていて, また読んだ.
山田健「今日からちょっとワイン通」ちくま文庫、読了。
著者はサントリーのワイン担当者。通ぶった俗説をめった切りにした本。面白かった。
小川三夫「宮大工と歩く奈良の古寺」(聞き書き・塩野米松) (文春新書) 読了.
とてもおもしろかった. ほとんど見てきた寺の建物ばかりだけど, 見かたがまるで違う. いままで, 何となく, いいな, と思っていた感じを, いろいろな視点から指摘されたようで, これからの見方が変ってくれればいいな, と希望的観測.
大阪市立近代美術館心斎橋展示室へ, 「油絵の大阪」を見に行く.
ごく初期の日本の油絵,「屏風絵」や「額」などは, そんな所から出発したんだという気がした. 日本画の影響を脱っするのが大変だったようだ. 1910 年ごろの絵でも, 渡欧経験のあるのとないのとでは, まるで違う.
サントリーミュージアム「天保山」へ「印象派とモダンアート」を見に行く.
最終日なので, ちょっと人が多かった. 5 階の印象派の展示はゆったりして良かったが, 4 階は, 回廊を作ったり, 無理やりスペースを作り, 絵と絵の感覚もせせこましく, その結果, 人が多くたまってしまって, もひとつだった. まあ, 狭い美術館なのでしょうがないのだろうけど.
閉館を前に, 所蔵洋画の大公開展といった感じの展覧会. 目録も所蔵作品集を兼ねているとかキャッチコピーがついていた.
モネのロンドンでの作品が良かった. あと, 気になった作者は, 彫刻のバーバラ・ヘップワース, ジャコモ・マノズー. 20世紀絵画では, ドンゲン, スタール, サム・フランシス.
有名どころでは, ルオーの「道化師」や「飾りの花」が, やさしい感じの絵でちょっと交換がもてた. 久しぶりにベン・シャーンの絵も見れた. ビュッフェの花の作品を初めてみた. 「ミモザの花」は, とても気になる作品だった. 中学の時にビュッフェのファンになった事を思いだした. そういえば最近見ていない.
カンディンスキーの作品も, ちょっと具象な雰囲気が残っていて, わかりやすくてよかった.
最後に「ぐれごりお」に行き,「土本 訓寛 久美子 器展 」を見る.
越前焼の, まだ若い夫婦. 値段は, ちょっと安くて, これでやっていくのは大変だろうなと思ってしまう. 普段は型物などを沢山作っているのだろうか.
いかにも土ものという器は, どれも重くい. ワイングラスなども, 小振りすぎて, ちょっと気にいらない. どの作品も安いのだけど, 結局買わずじまい.
地下鉄で北大路駅へ移動. 堀川通り今宮通り一筋下る東入にある「Art Space 惑」へ, 「艾沢詳子・武田浪 二人展」を見にいく.
浪さんの作品は, いつもの厚手の作品でなく, けっこう薄手のお皿状作品ばかり. ちょっと新鮮であったが, ちょっと使いずらそうなものばかりだった.
艾沢さんの作品は初めて. 版画は一点だけ見ればおもしろいが, 皆同じかんじ. ティッシュペーパーのインスタレーションも, もひとつ心にうったえてこなかった. インスタレーション作品は難しい.
二人のコラボレーション作品は, 浪さんの, 船のモチーフの作品にインスタレーションをほどこしたものが一点だけだった.
最後に, コレクション展の「画家たちのヨーロッパ」を見る. いろいろな作家の渡欧経験の作品への影響を見るべく作品が選んである.
次に「高島屋百華展」を見る. 結構な人出だった.