7 月 9 日正午, 京都文化博物館リニューアル, というので 13:00 すぎに行ってみた. エントランスが開放的になり, チケット売り場も, 丸いカウンター方式になっていた.
冷房はけっこうきつめで閉口した. 4 階と 3 階の間の階段がエスカレーターになっていた. 3 階の一番奥は, 石仏の並んだ庭を見ながら休める休憩室になっていた.
映画のポスター類の展示はちょっとさびしくなっていたが, 映像ホールが「フィルム・シアター」となって広くなったそうだ.
2 階の展示場は, 以前のような作りおきのジオラマや人形などの展示でなく, 適時, 展示換えを行なっていく方式のよう. 今回は, 祇園祭 - 山鉾の名宝 -, 細川家と京都, の展示が行われていた.
文化博物館へ「日本画きのう京あす」を見にいく. 前期・後期と分れているので, 通し券を購入. 京都の日本画の「今」が俯瞰できておもしろかった.
iPhone アプリ「SimpleList」が, Version Up.
Check してしまったアイテムを長押しで UnCheck できるようになる. これで, もう万能のアプリ.
クライミング用のアプローチシューズだけでは, 残雪期の山に行くのには不適なので, 新しい登山靴を買いに行った. 今までは幅広のシリオだったのだけど, 機能性を重視ししてスカルパを重点的に試してみた.
あと, シュラフカバーなどを買って散在してしまった.
ちくま日本文学「寺山修司」(ちくま文庫), 読了.
Madhura の七夕ライブに行ってきた. 今年のサブタイトルは「PRAYER」. 舞さん, SHO さん, 淳平さん, Massa さんの 4 人.
この週末, 土曜日のほうが天気が良さそうで, めずらしく時間が空いていたので, 7 月後半の穂高行きのトレーニングがてら武奈ヶ岳へ. いつものように, 坊村 - 御殿山 - 武奈ヶ岳 - 中峠 - 金糞峠 - 北比良峠 - ダケ道 - イン谷というコース. 御殿山からは武奈ヶ岳はガスの中で姿を見ることが出来なかったのだけど, 武奈ヶ岳頂上に着いた時は晴れてくれた. 視界はそれほどでもないけど, 琵琶湖の回りは良く見えた.
今日もファイブテンのならし運転, 登りは良いけど, 下りがちょっとつらいかな. 防水性能がいまいちなのが, 二泊三日の縦走にはどうだろうという気がする. あと柄沢から上は雪があるけど, 軽アイゼンが必要だったらどうしようか, と靴の選択に迷っている.
佐々木マキ「うみべのまち」が届いた. 楽天ブックスへの予約だったのだけど, 定価の変更への了承が手間取ったり, 配送先が職場だったので, 今日, 月曜日に配達される.
パラパラとめくってみる. 当時, ガロと朝日ジャーナル全て見ていたと思うが, 朝日ジャーナルの作品は覚えていないものもある. 青林堂の「佐々木マキ」別冊類は 3 冊持っているのだが, 青林堂, 朝日ジャーナル以外の作品は初めて見るはずなので, ちょっと期待.
田上太秀「ブッダの最後のことば 上」NHK こころの時代テキスト, 読了.
武奈ヶ岳に行くつもりだったが, 4 時ごろ目を覚ますと, かなりの雨が降っている. 5 時ごろも雨. 起きて準備をする気が失せて, そのまま寝てしまう.
7 時すぎに目を覚ますと雨がやんでいる. 8 時ごろには, お日さままで出てくる. これは残念と, 比叡山に行くことにする. 急ぐことはないので, 日曜美術館を見てから準備して, 11 時すぎに出発. 昨日買ったイグザムガイドの調子を見るつもり.
登山の日としては, 今年一番の暑さなので, 水分補給も多く, ペースもあがらない. 途中, 頭がボーッとする事もあるが, 何とか, つつじが丘まで休憩なしで到着. すずしいころより 10 分ほどペースが悪い. あと, 疲れが残っている. 靴の調子は上々. 普通の登山靴と違って, 足の甲の上で靴紐をしっかり固定できないので, ちょっと違和感があるが, 問題ない.
昼食を食べたあと, 一登りしてガーデンミュージアムへ. 前回より薔薇は咲いていたが, 丁度端境期のようで, 全体としてはもうひとつ. ソフトクリームを食べて, 園内を散策. ワインを買って帰る.
下り, 足先の負担がどうなるかチェック. 靴紐は登りの時のまま. 最初のうち, 足先に負担がかかり, ちょっと心配. 歩きかたを変えることで足先への負担も減る. ソールの柔らかさも気にならず. 快調に歩けたつもりだけど, ペースは結構遅かった.
先週の日曜日 (19 日), 実践岩場技術講習というのに参加した. 場所は金比羅山. トップロープを使っての登りと懸垂下降の練習. 10m, 15, 20m と三コース行ない, 8 本ぐらい登って, 3 本下降. 一番北の 20m のコースの下部が難しかった. あと, 力任せで登るくせが出てよくない.
帰りの車の中で, グッズの話をいろいろ聞く. 最近のアプローチシューズは, 縦走にも使えるものが出てきているということだ.
というわけで, 昨日, ロッジでファイブテンのイグザムガイドを買う. 25.5 を買うつもりだったが, 26.0 しかないのと, 店員さんの強いすすめで 26.0 にする.
やすたけまりさんの歌集「ミドリツキノワ」が出版され, 三月書房に置いてあるというので, 久しぶりに三月書房に行く.
若いころ, やすたけまりさんの文章をいくつか読んだことがある. もうひとつ, 心にひびかなかった. でも, ここにある短歌の世界は, まるで違う. 感覚は鋭く, 見ききするものへの感動は大きく, 新鮮な心を持ち続けている. 同じ年月, ひたすら怠惰に生きてきた身からは, まぶしく輝く歌たちだ.
京都市立美術館へ「フェルメールからのラブレター展」を見に行く. 今日が初日. 「コミュニケーション: 17 世紀オランダ絵画から読み解く人々のメッセージ」という副題. 都市部の人物画コミュニケーションという観点から展示. 本, 書類, 手紙などがら当時の生活を描く. 最後の部屋のフェルメールの三点は, すべて手紙がテーマ. 「手紙を読む青衣の女」は, 汚れを落すなどの修復後の世界初公開だそうだ. フェルメールの三点は, 構図, 明暗, 人物の表情, どれもよくできている. 駄作のない人だ. 全 41 作品なので, ゆっくりみても, それほど時間はかからない.
ちくま日本文学「幸田文」ちくま文庫, 読了.
帯に, 自らの足跡を刻むように文筆を続けた人. 初めは, 父, 露伴の思い出を書きつづる. その後, 父と自分の関係, 自分の生いたち, を書き続ける. 小さいころの事からの, いろいろな場面の記憶が鮮明なのにもおどろく. 繊細で, 豊な感受性を持った人なのだろう. また, つらい事に目をふさがず, ぐっと対峙しながら生きてきた人なのだろう. ごく一部の作品を読んだだけど, すごくひかれる人だ. 他の作品も読もうかな.
叔父の通夜と葬儀に出席のため上京. エクスプレス予約のグリーンプログラムを利用して生まれて初めて新幹線のグリーン車に載った. 乗った車両が, ただの 700 系なので最新のグリーン車ではないけど. ゆったりしていること, 空いていることで快適ではあったが, 車内でがんがん仕事しない身にはもったいないなと感じた.
ガーデンミュージアム比叡友の会の更新もあり, 午後から雨ということなので, めずらしく朝早く家を出る. 少し蒸し暑い. 時間があるので, つつじヶ丘で休憩, おにぎりを食べる. ガーデンミュージアムのゲートには 5 分前に到着, まだ開いてない. 2 分すぐらいに開く.
まずインフォメーションへ行って, 友の会更新, 2000 円で更新できた. あと, スタンプ 10 個で 3000 円の買い物券をもらう.
今年も, もりあおがえるの卵がいっぱい. 蓮の花がきれい. シャクナゲは終っていた. この時期, ちょっと花はさびしい. 薔薇もまだまだだった.
急ぎ足で回って, 10:47 にゲートを出る. 家に 12 時すぎに到着.
高島屋へ行ったついでに「春の院展」を見る. 初めて「院展」なるものを見る. 同人の人を覗くと, 入選者は女性が多い. 作風も非常に幅があって, けっこう気にいった作品もいくつかあった. 日本画の表現力の多彩さに, あらためて感じいる.
ぐれごりおから案内状が来ていたので「太田雪輝 陶展」を見にいく. 日常的に使える器が主. 沖縄芸大で陶器を学んだ, まだ若い作家さん. 今は八王子に窯をかまえているそうだ. かなり端正な作りの作品が多い. 遊びや, 心にせまるところに欠ける気がする. 残念ながら, この器で食事したい, という作品には出会えなかった.
久しぶりに休日に雨が降らないようなので比良へ. 御殿山コースにヒルが出たというので, 堂満岳に行くことにする. 曇りぎみ, 比良はガスの中. 比良駅で大勢の人が降りる. 高校生の一団もいる. 去年の堂満岳行きのときも高校生の一団と出会った. 準備は後にして, さっさと出発することにする. バイパスの高架下で山行準備.
ノタノホリではモリアオガエルの卵がいっぱい. 去年 5 月 30 日には何もなかった.
去年, 道が正しいのかわからなかった所があったので, 今回は注意しながら登る. 今回は, 水が多くて, 結構登りにくかったけど, 正しい道だということが判明.
尾根へ出てから, けっこう苦しい. 去年より時間がかかる.
高校生が心配なので, すぐ下山, 金糞峠へ向う. 途中, 道を間違えたようで, 初めて通る道をおりる. 縦走路との分岐よりもずっと南へ出る.
金糞峠で食事. じっとしていると, けっこう肌寒い. しゃくなげ道を通って, ケルンのある広場へ. 工事用のプレハブが建っていた. 登山道整備とか, 投棄ゴミの始末などのようだ.
ガスがひどく展望が悪いので, さっさとダケ道を下りる. 労山の清掃登山の一行を追いこす. かなりの量のゴミを運んでいた.
最後, 一休でビールを飲んで, JR で帰る.
近代美術館の「没後 100 年 青木繁展 - よみがえる神話と芸術」へ行く.