津高和一「対話のための展覧会」架空通信展

雨が降りかけているなか, 美術館に着いて, まず, 庭園を一周して見て廻る。

入館して最初の部屋は、夙川公園で開かれた「架空通信展」のコーナー。 須田剋太の「作品 1963 白」(1963) と、津高和一の作品以外は面白くなかった。 須田剋太の作品は、全くの抽象画。

二階が津高和一の作品展。1959 - 1963 ごろの作品が、1996 年の時に印象に残っ たものだった。ただ、その時、気に入った作品が今回出てなかったのは、ちょっ と残念。後期の作品も、嫌いでない。どの作品も、どこか、しっくりした感じ がしたり、ほっとして安心して見ていられる。