人とこの世界

開高健「人とこの世界」読了.

開高健の作品は「輝ける闇」以来二作目. 実は「オーパ」をちょっと眺めてほうりだしたことがあった.

ちくま文庫の帯の「これは開高健ノンフィクションの最高傑作である」に, ひかれて買った本だった.

いくら速記者が同行していたとはいえ, ウィスキーをがんがん飲みながら, いろいろ記憶していて, 文章にできるものだた感心. わたしゃ, 酒が入れば記憶がすっかり飛んでしまう.

けっこう, 古風な言葉や漢字, 難しい言葉がちりばめてあり, 字書を片手に読んだ. 1930 年生れだと, こんなものかな.