====== インド夜想曲 ====== {{tag>}} ~~DISCUSSION:off~~ タブッキ著,須賀敦子訳「インド夜想曲」,今日の通勤の行き帰りで読了. 昨日,家にあったのを見つけたので,須賀さんの「ユルスナールの靴」を読んでいる途中だが,寄り道して読んだ. 以前,途中まで読んでいたみたいだが,ほとんど覚えていないので新鮮. とても読み易い訳文で,須賀さんのエッセイよりすらすらと読める. 役者あとがきに,最後に「作者の言葉の意味をおぼろげながらさとるのである.」と書いてあるが,ちっともさとらことができない. 何故「ナイチンゲール」なんだ,読みとばしたところがあるんだろうか. 自分探しは永遠に続くはずだが,主人公は,納得したのだろうか.それとも,永遠に続くということを納得したのだろうか.