西穂高・奥穂高縦走

去年はパスしたジャンダルムを登ろうと二度目の挑戦.

7 月 23 日の京都発, さわやか信州号で上高地へ.

24 日 5:50 到着. 天気はくもり. 上高地バスターミナルでソフトバンクがつながるようになっていた. 朝食と準備をして出発. 河童橋経由で西穂登山口へ. ここから先, わりと涼しくて快適のはずなのに, 今までで一番思いザックを背負っているせいかペースがあがらない.

西穂山荘で荷物を減らして, とりあえずピラミッドピークピストン. ピラミックピークでは小雨が降りだした.

25 日, 昨夜遅くかのら激しい雨の音で何度か目覚める. 2:00 に音が静かになったので様子を見に行くと, まだまだ小雨が降っている. そこで, 起床時刻を遅らせることにする.

3:15 に起きると, 満点の星. これは早く出発せねばと思っても, 準備にグズグズ時間がかり, やっと 4:00 前に出発. ピラミッドピーク過ぎるころからガスがひどくなり, いつもの食事場所の西穂 P1 からは目と鼻の先の西穂山頂も見えない.

天狗のコルを越えたあたりからは, 視界が非常に悪くなり, ルートファインディングが下手なのでペースが落る. コブ尾根の頭を越えたあたりからは, 時折激しい雨も降り, 停滞したり, ルート間違えで引き換えしたりして時間がどんどんn過ぎていく. 気がつくと, ジャンダルムへの登りルートを歩いている. 早く奥穂に着きたいので, 信州側のエスケープルートへ向う. この後, ロバの耳, 馬の背を過ぎていくわけだが, ロバの耳の飛騨側を通ったとか, 馬の背を越えているなどという感慨にふけられなかったのが残念であった.

奥穂高には, 昨年より二時間以上遅く到着. ここから先, 雨がきつくなり, ほうほうの体で穂高岳山荘に到着.

9 月 26 日, 夜中に気がつくと大雨. 朝食後の 6:00 ごろには, 何とかおさまっている. しかし, 穂高岳, 柄沢岳はガスの中. 下山しだすと, 徐々に視界は良くなり, 柄沢小屋に着いたときは, わりと良い天気. 山頂方面はまだ濃いガスの中. 奥穂高小屋で同室だった人たちが, 奥穂高登頂の為, 天気の回復を待っている. 無事登頂できたらと祈っていました.

12:30 の平湯行きのバスに間にあって, 平湯のバスターミナルの温泉で一息つく. 高山に出て, 一杯飲みながら夕食. 最終の「ひだ」に乗って家路へ.