斎藤文一「科学者としての宮沢賢治」(平凡社新書) 読了.
著者の賢治に対する思い入れ, 作品の読み込み方の感服.
第五章「デクノボー・ビー・アンビシャス」は人類のこれからの生き方の指針を示しているのだけど, あまりにも概念的で, 物理学者の文章とは思えない. 五章を除けば, おもしろかった.