原始の神社をもとめて

岡谷公二「原始の神社をもとめて」(平凡社新書) 読了.

帯に「森そのものが神なのだ」と書いてある. 仏教伝来以前の日本における神のありかたについて何か書いてあるかと思ったが, 沖縄の「御嶽」と済州島の「堂」との考察が元になっているのだが, どちらも, 古墳時代あたりからの遺跡しかなく, もうひとつ, どのような説を言いたいのかわからなかった.