アメデオ・モディリアーニ展

7 月 13 日 (日), 姫路へアメデオ・モディリアーニ展を見に行く.

姫路城は, もう修復作業に入っているのかと思ったら, まだだった. 菓子博の跡もなく, いつもの静かな姫路城周辺に戻っていた.

さて, 展覧会だけど, よかったことはよかったけど, 何に感激したかと言葉にしようとすると, むずかしい. 自然に見える人物画なのだけど, よく見ると, 非常に不自然な形をしている. でも自然に見える. どの人物も, 何かを語りかけてくる. モデルの思いを語りかけてくるのか, モジリアニの思いを語りかけてくるのか. 晩年 (といっても若いのだが) 1919-1920 制作の作品が, おだやかで心すくわれた.

好きになれない作品が一つもなかった. 少数だが, 質は高い展覧会だった. 国際美術館での作品はどうなんだろう.

美術館を出て, 義兄の家によって, 義母と話をして, 姫路駅の飲み屋で一杯やって, 帰る.